ローソンの「深夜無人営業」はどうなの?
こんにちは。
地方国立大学生のかずです。
皆様お馴染みのコンビニ、ローソンが「深夜の売り場無人実験」を開始しましたね。
人手不足によるコンビニの24時間営業問題が叫ばれる中、ついにローソンが動きましたね。
今回の取り組み
午前0時から5時の深夜帯に、売り場に店員を置かずに営業する実験です。
横浜の店舗で行われています。
客は入り口で顔写真を撮影することで入店が可能になり、決済方法はセルフレジで支払いをするシステムです。
年齢確認を要する酒やたばこ、店員が作業する必要のある総菜類や切手・チケット等は販売されないそうです。
今回の実験を通して、防犯面や売り上げなどを検証し無人店舗の拡大を検討するそうです。
現在は店の裏側に店員を1人配置することで防犯カメラのチェックや客の呼び出しに備えているようです。
入店方法
前項では、顔写真を撮影することで入店可能になると記したが、他にも2つあります。
①近隣の利用者に配布した入店カード
②事前にローソンアプリに登録されたQRコード
③入り口で顔写真を撮影
以上3つが入店方法とななります。
つまり、入店カードorQRコードを所持しているか、顔写真を撮影することで入店することが可能になります。
感想
今回のローソンの取り組みはいいものだと思います。
まだまだ課題はあるものの、社会問題の解決に向けて取り組みを始めたということは1歩前進だと思います。
総菜の販売に関しては、そもそも有人無人を問わず時間帯的に販売されていないのではないでしょうか?(都会の方はわかりませんが、僕の地域ではないです)
切手やチケット類に関しては、無人サービスが拡大するころには購入できる仕組みが整うのではないかと思います。
荷物の受付に関しても、伝票の確認等の必要性などはあるのかもしれないが、荷物を預け入れることが可能なポストのようなものを設置することで解決できるのではないでしょうか。
コンビニの時給は、基本的に最低賃金に近いことが多く深夜では1000円を超えるものの人が集まらないのが現状です。
その中で、無人化が成功すればコンビニ業界としては大きな前進だと思います。
電気代等のコスト面から、深夜営業をしたほうが利益が出るそうだが、やはり人手が足りないということが大きな問題でした。
そこに対して、無人で運営できるとなればシステムの導入費用とランニングコストはかかるだろうが、人手や従業員の健康面を心配をすることがなくなると思います。
コンビニオーナーが働きづめになってしまう状況も解決することが可能になるのではないかと思います。
レジの故障や防犯面の問題は、無人化を拡大していくごとに懸念が大きくなると考えられるため、どう対応していくのか期待したいです。
警備会社・警察の対応することが多くなるのか、ローソンが独自の対応をするのか、いずれにしても性善説に則った運営がどうなるのかは、他の業界にも生かすことができると思います。
結論として、まだまだ課題はあるものの、始まったばかりなのでいろいろ試しながら改善していくということで、ぜひ進めるべきだと僕は思いました。
それでは今回はこのあたりで失礼します。